「データを見て、本当にびっくりしましたよ。これは東日本大震災のときと同じじゃないかと」
東京大学名誉教授が、短期直前の地震予測をあきらめた地震学界に代わり
異分野の権威が次の巨大地震である南海トラフ地震を警告しているそうです。
「初めは今年6月末、九州・四国・紀伊半島で異常変動がありました。
それが9月1~6日に、日本全国が異常な変動を起こし、私たちのシステムでは日本地図が
真っ赤になったんです。その次の週は逆に変動がなく、大変静かになったのですが、
東日本大震災の前には、こうした変動と静謐期間が半年ほどの間に3回、繰り返されました。
そうした経験から、私たちは今年12月から来年3月頃の期間に南海トラフでの大地震が
起こる可能性が高いと考えたのです」
衝撃的な予測ですが、実はここまでの話ならば、教授らは過去にも訴えてきたそうです。
ところがいま、事態はさらに悪化しているとの事。
きっかけは、3・11の東日本大震災が起こる前、2010年9月に、
全国的な異常に気付いたことだったといいます。
その後、2011年1月にも東北・関東で異常を観測したのですが、
それが巨大地震の前兆だとは、まだ言えるだけの準備が整っていなかったようで
その時に伝えられなかったようです。
今となったら、その時のデータを基に伝えられるのではとの事で発表したそうです。
個人的な意見ですが、このような『地震が来る!?』みたいなものは
数多く発表されているような気がします。
それだけ地震に対してリスクがあるという事なのかもしれませんが
現段階では、地震の予知というのが100%出来るという事はありません。
信じる、信じないという人が居らっしゃると思いますが
少なくとも、『備えあれば憂いなし』。
最低限の事はしておいても損は無いと思います。