首都直下型地震が来た時に起こり得る危険性を事前に想定する事で、
それに対して身構える準備が出来ると思い、シリーズ化してお伝え致します。
今日は列車についてです。
昨日は、都内を走る東武東上線で、無人の車が線路内に入り込み
電車と衝突して、約９万５千人に及ぶ人に影響を及ぼしました。
しかし、これが首都直下型地震となると、ある想定では何と
震度７で９２．９％の列車が脱線する
といわれております。
政府の想定震度６強でも、運行している列車の２３.１％が脱線するといいます。
それが震度７になった場合、脱線する列車は９２.９％まで跳ね上がり、
東京の交通網はほとんど麻痺してしまうとの事です。
現在の電車網は、各線に乗り入れていたりする為、乗り換えなしであちこちに行ける
便利さが故に、一部で事故等があったらあちこちに影響を及ぼしますが、
しかし首都直下型地震となったら、もう交通網どころの話ではなくなる気がします。
移動手段としてある車も、大渋滞が予想されますし、そもそも救援物資輸送の為に
道路を走らせてはいけなくなる可能性もあります。
そうなったら、後は徒歩か自転車となってしまうのでしょうか。
脱線してしまった列車を復旧する為には相当な労力と時間がかかると思われます。
それがあちこちで起きてしまうとなるとどうなるか想像を絶します。
まずは、自分の身の安全を図る事が大切ですね。
