シリーズでお伝えしております首都直下型地震の被害についてですが、
今日は、東京湾大炎上の可能性についてです。
東京湾の埋め立て地は歴史が古く、当然、液状化に耐えられる構造にはなっていません。
東日本大震災時にも、都内の埋立地では、液状化の影響を受けた場所も少なくありません。
問題はそんな古い埋め立て地に重油などの危険物、LPG(液化石油ガス)、LNG(液化天然ガス)などの
高圧ガスタンクが5000基以上も林立していることです。
一度は皆さまも目にされた事があると思いますが、あの丸い巨大なタンク等がそれです。
マグニチュード7規模の首都直下型地震が発生すれば、その約1割で油漏れが発生し、
海上火災が起きるとの見解もあります。
可燃性の物が地震により火災になる・・・
そこだけではなく、他でもボヤ騒ぎに駆り出されて消火活動も当然遅れてしまう・・・
火災の被害が拡大する・・・
燃える物が燃える物で、地震により制御も出来なくなるとなると、
かなり怖い存在にもなり得るという事ですね。。。