今月22日の地震で住宅が壊れるなどの被害が相次いだ長野県白馬村を、
30日に大学教授など建築の専門家で作るグループが訪れ、被害状況の調査を始めました。
今回の地震による住宅の被害は、長野県の白馬村や小谷村などで全壊が36棟、
半壊が65棟に上っています。
このうち27棟の住宅が全壊するなど大きな被害を受けた白馬村に30日、
信州大学や京都大学で木造建築などの研究をしている専門家のグループが調査に入りました。
専門家たちは被害を受けた住宅を1軒1軒回り、被害の状況を見たうえで、
建物の構造や骨組みについて調べていました。
30日の調査では、古い木造住宅で柱などの接合部に金具が使われていなかったため、
倒壊したと見られるケースがある一方、比較的新しい住宅では一部が損壊していても、
補修を行えば住み続けられる住宅が多いことなどが確認できたということです。
地震保険に加入していれば、保険金でその補修を行ってまた同じ場所、同じ環境で
住み続ける事も出来るかもしれません。
今年7月に地震保険の値上げをお伝えしましたが、実は長野県は保険料が下がった地域でした。
地震はいつ起こるか分かりませんし、どれだけの被害を受けてしまうかも計り知れません。
そのための備えとしての地震保険は、いささか後回しに考えてしまうかもしれませんが
今入っていない方で検討されている方は、被害の出る前のご加入をオススメ致します。