これからお引っ越し等の機会が増えると思いますが
賃貸物件にお住まいの方で、火災保険のお問い合わせが最近増えております。
僕の友人は、賃貸物件で火災保険に入らなくちゃいけないの？
と言って必要性をあまり感じていない人もいました。
しかし、賃貸借契約上、退去する際には、
『現状復旧して戻す事』
というような文言が書かれていると思います。
つまり、火災で借りている部分が黒こげになったり、消火活動の水で
ダメになってしまった場合、元に戻さなければなりません。
その際の費用を保険でカバー出来るのが『借家人賠償責任保険』というものです。
ちなみに、出火元は別の場所で、自分の住んでいる部屋に燃え広がって来た際、
出火元の方に重過失が無い限り、出火元の人は補償しなくてもいいという
『失火責任法』というのが民法で決められております。
いくら自分が出火しないように気を付けていても、燃え広がって来てしまったら
どうしようも無いですよねぇ。
それに出火原因で一番なのが、『放火、もしくは放火の疑い』というものです。
火を付けられたのでは気を付けようがありません。
そのような時の為に、何百万円、下手をすると何千万円単位になる賠償金を
保険でカバー出来るものになっております。
もしかしたら不動産屋さん等でほぼ強制的に加入させられる・・・等という
話を聞いた事がありますが、基本的にはどの保険会社で加入頂いても
問題無いはずです。
必要な補償を必要なだけ、きちんと考えて頂く方、最近増えています。
もしこれから付ける方、もしくは既に入っているけれども
内容も分からないような方は、一度お問い合わせ下さい。
～参考リンク先～
