雪の重さについて

昨日も御伝えしましたが、各地で記録的大雪になっており

被害も拡大してきているようです。

都内では、10cmも積もってしまえば交通機関も麻痺してしまう状況ですが

雪国からしたら、大した雪でもないのに・・・と思われてしまいます。

その雪ですが、屋根に積もって建物が壊れているニュースを見ます。

では、雪の重さは一体どれくらいなのでしょうか?

およそ1立法メートル当たり、降ったばかりの雪は50~150kgですが、

固くしまったり、一度溶けて固まった物だと、300~500kgにもなるそうです。

これは、軽自動車が屋根に乗っているのと変わらない感じです。

場合によってはそれ以上かもしれません。

降ったばかりの雪でさえ、1mも積もれば、屋根にぎっしり人が乗っているのと

変わりありませんし、もしくはそれ以上になるかもしれません。

ある物置きメーカーのCMで『100人乗っても大丈夫』とありますが、

まさにその状態が続く事になりますね。

雪国だと、一度溶けたり、締まって来たりすると、想像以上の重さになります。

当然、雪おろしも必須となりますが、連日降り続いてしまったり

お年寄りで出来なかったりとなると、家がつぶれてしまう可能性も出てきます。

普段雪おろしをしていても、突然の大雪となるとそうもいかずに

車庫等も壊れてしまう事もあります。

もちろん、このような被害でも火災保険は役立ちます。

自然は綺麗な物もありますが、牙をむく時もあるという事ですね。