箱根で今年に入って実に1700回以上、地震が起きています。
箱根山噴火の前ぶれとともに、富士山噴火との関連を指摘する声も出ています。
「数年以内に富士山が噴火する」と警鐘を鳴らす大学の教授も居るそうです。
箱根山の地震は富士山の活動の影響を受けているという見解もあるようで
富士山と箱根山は地下で同じ力を受けているとの事。
今、富士山の下にはマグマがたっぷりたまっているように見えるので、
箱根山はそのマグマに押される形になり、地震が頻発している可能性があるそうです。
1983年には三宅島、1986年には伊豆大島、1989年には伊豆半島の
付け根にある海底火山・手石海丘と、3年おきで噴火活動がありました。
連動して起きたようにも見えるこれらの噴火の場所は皆、同じフィリピン海プレート上にあります。
実は箱根山や富士山も同じプレート上にあります。1989年に手石海丘で噴火が起きて以来、
既に20年あまり経っています。噴火活動が南から北へと上がっており、箱根はともかく、
富士山で噴火活動がいつ起きても不思議は無いそうです。
となると、箱根の地震は、富士山噴火の前ぶれとなりそうです。
他にも、溶岩が噴き出す代わりに、水が噴き出す「水噴火」という噴火の前兆現象も起きています。
噴火は地下にあるマグマがプレート活動によって押し上げられ、
割れた地表で発生するものですが、水噴火で噴き出すのは地下水。
しかし、火山の状況としては、噴火とメカニズム的にはあまり変わり無いそうです。
東日本大震災以降、富士五湖の水位が突然高くなったり、
富士宮周辺で水が湧き出すなど、富士山周辺で相次いでいる現象は、
水噴火と考えられるのだといいます。
これらの話からすると、富士山の噴火の可能性も出て来ているとなると
警戒しなければならないという事かもしれません。。。