落雷被害が各地で発生しているようです。
自分も車の中に居てもちょっと恐怖を感じますね。
車を走らせていると、急な雨の為に傘を持っていなかった人が
お店やマンション等の軒先で雨宿りしている所を見かけます。
でも、実は軒先等は落雷被害が発生しやすい場所です。
雨宿りをするだけであれば軒先が良いかもしれませんが、
一般的に雷(電流)は、物体の中を流れるとき表面の方を多く流れて
中心部を流れる電流は少なくなるという表皮効果があります。
このために家屋の外側すなわち軒先は危険だとされています。
また、樹木等の下だとある程度雨もしのげてさらに落雷からも
避けられるというイメージがありますが、樹木のそばも
危険とされています。
以前は2m以上離れた所にしゃがんで・・・と言われていましたが
2mだと即死は免れても、被害は受ける可能性が高いそうです。
最低でも4mは樹木から離れないとダメだそうです。
となると、最低でも5m以上高い樹木でないと隠れる場所が
無くなってしまいます。
また、4m離れて雨がしのげるだけの枝葉がある樹木となると
相当大きな樹木となります。
一番安全なのは、やはり建物の中。
さらに、コンセントや電化製品等から2~4m離れた場所となると
部屋の中心部という事になるのでしょうか。
雷の音が聞こえたら、もうその場所は落雷被害が遭っても
不思議ではない地域だそうです。
この事だけでも頭に入れておくだけでも少しは違ってくるのではないでしょうか。