気象庁は30日、今年8月30日から運用を始める「特別警報」について、
発表の目安となる降水量や台風の強さなどの指標を明らかにしました。
特別警報は、現在の警報の発表基準をはるかに超える
「数十年に1度」というレベルの豪雨や津波により、
大きな災害の発生が迫っているときに発表します。
「大雨」「大雪」「津波」など10種類ほどあります。
同庁によると、「大雨」や「土砂災害」の特別警報は、
48時間降水量と土砂災害発生の危険性を示す数値が、
50か所以上で「50年に1度」のレベルを超えたときなどに発表します。
「大雪」は、雪の深さが都道府県をまたぐ広範囲で「50年に1度」のレベルになり、
その後も丸1日以上雪が降り続くと予想されるときに発表するとの事です。
何年に一度・・・という表現は、東日本大震災の際にもその対策を
問われた際に良く使われた表現ではありますが、
自分としては良く分からない感じもします。
50年に一度が生きている間に2度3度来たとしたら
その表現も適切なのかと思ってしまいます。
その位、稀だという事は分かりますが、今後、日本の気象そのものも
大きく変わっていきそうな感じもするので、いずれにせよ
その対策という物には意識しておいた方が良さそうですね。