東京の都心では11日夜になっても気温があまり下がらず、
11日の最低気温は30度4分と、統計がある過去138年間で最も高くなりました。
気象庁によりますと、東京の都心の気温は11日の朝30度9分までしか下がらず、
日中は強い日ざしで気温もどんどん上昇しました。
11日午後1時40分すぎには38度3分まで上がり、
9年前の平成16年7月以来となる38度以上の最高気温を観測しました。
気温は午後4時すぎにいったん30度5分まで下がったあと、
夜にかけて上下を繰り返し、結局、午後11時49分に観測された30度4分が
11日の最低気温となりました。
東京の都心の最低気温は、平成16年7月21日に観測された
29度6分がこれまで最も高い記録でしたが、11日はこれを上回り、
138年前の明治8年に統計を取り始めて以降、最も高い最低気温となりました。
このような気象により、局所的な急な雷雨等も発生しやくすなる為、
熱中症の被害だけではなく、ちょっと涼しくなってきたら、今度は
空模様にも注意が必要となります。
皆さま、お気を付けて下さい。