国交省「ゲリラ豪雨」観測に「XRAIN」運用

国土交通省関東地方整備局は今月5日から、

伊勢崎市八斗島に設置した雨量観測システム

「XRAIN(エックスレイン)」のレーダーを運用すると発表しました。

従来のレーダーより小さな雨雲も観測できるため、

局地的に短時間の大雨が降る「ゲリラ豪雨」の対策に役立つとみられます。

データはホームページ(HP)で公開し、1~2分間隔で更新します。

XRAINは、上空10キロまでの雨雲を250メートル単位で測定でき、

観測範囲は半径80キロ。

関東地方では2010年度から、さいたま市や横浜市で先駆けて運用してきました。

同整備局水災害予報センターは

「たとえば『空が暗くなってきた』と思ったら、HPをチェックしてもらい、

近くでゲリラ豪雨があった場合には、家から出ないなどの対策がとれる。

自治体が情報発信する際にも、ぜひ活用してほしい」

と呼びかけています。

HP:http://www.river.go.jp/xbandradar/

このようなシステムの活用も必要になってくると思います。