新築中の住宅で火事相次ぐ

16日未明、東京・多摩市で新築中の住宅4棟が焼ける火事がありました。

この1週間の間に周辺では新築中の住宅の一部が焼ける火事が2件相次いでいるということで、

警視庁はいずれの現場も火の気がないことから、連続放火の疑いがあるとみて捜査しています。

警視庁などによりますと、20日午後9時ごろ、多摩市で、近所の男性から「火が見える」と

119番通報がありました。

消防によりますと、建築中の住宅が燃えていて、ポンプ車など15台が出動し、

火は約1時間半後に消し止められました。この火事で、火元の住宅と隣接する住宅の

外壁合わせて約100m2が焼けました。

いずれも新築中で、けが人はいませんでした。

警視庁によりますと、現場の周辺では、今月12日と14日にも新築中の住宅の壁や

2階の天井などが焼ける火事が2件相次いでいるということです。

いずれの現場も火の気がなく、半径800メートルほどの範囲で起きていることから、

警視庁は連続放火の疑いがあるとみて捜査しています。