先月、最大で震度6弱を観測する地震があった長野県北部の自治体やスキー場の関係者が、
観光客を呼び込もうと、都内で記者会見を開き、安全性をアピールしました。
長野県北部のスキー場周辺では、先月の地震のあと、一部で観光客のキャンセルが出ています。
こうした事態を受けて、小谷村と白馬村、それに大町市、そして地元の観光業者らが
都内で安全性をアピールする記者会見を開きました。
このうち、大町市の観光業者などで作る団体の委員長は、
「地元ではスキー場を点検し、お客様を安全に迎える準備はできている。安心して来てほしい」
とアピールしました。
また、小谷村にある栂池高原観光協会の郷津喜久代協会長理事は、
「小谷村は災害に負けることなく村全体で明るく元気に皆さんのお越しをお待ちしています」
と話していました。
3つの自治体にある11のスキー場では、今後、共同でリフト券や地元の特産品が当たるキャンペーンを行い、
観光客の呼び込みを目指すということです。
不安は完全にはぬぐいきれないにせよ、冬しか出来ないスキーを楽しみたいですね。