米オクラホマ州は、大規模な森林火災に見舞われました。
炎は突風や日照りによって広がり、オクラホマシティから約30キロの
小さな町ルターはほぼ消失してしまいました。
町の住民600人は無事避難しており、犠牲者は一人も出ておりません。
なお地元警察は放火の可能性もあるとしております。
町の救助課には、男が乾燥した草に火のついた新聞を投げ入れたとの
匿名の電話がありました。現在、調査が行われているそうです。
米国ではオクラホマ州以外でもアリゾナ州、アーカンソー州、
コロラド州、ユタ州などで森林火災が発生しています。
アメリカでおよそ60年ぶりの大干ばつ
でも御伝え致しましたが、
気象庁のデータによると米国では7月、領土の56パーセントで
12年ぶりとなる非常に暑く乾燥した天気が続いたのがその原因とも
なっているそうです。
豪雨の被害も嫌な物ですが、干ばつもこのような火災の被害が出てしまう
事を考えると、自然には勝てないというのを益々実感せざるを得ません。