緊急地震速報、一部で不具合

政府は昨日3日、中央省庁と各地の自治体を対象とした緊急地震速報の

伝達訓練を行いました。

参加した約1300市町村のうち460市町村では、

国から自治体に災害情報を伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)で情報を受け、

防災行政無線やメールで住民に伝える予定でしたが、

一部で音声が流れないトラブルが発生しました。

訓練は半年ごとに実施しています。

この日は、午前10時15分に気象庁が訓練用の緊急地震速報を発信。

総務省消防庁がJアラートで自治体に伝達しました。

大阪府岸和田市と同枚方市では、国からの情報は受信できたようですが、

防災行政無線が起動せず、屋外スピーカーから放送が流れませんでした。

大阪府危機管理室によれば、情報の受信機と無線をつなぐ装置に

設定ミスがあったとみられるそうです。

内閣府によれば、中央省庁では不具合は発生しなかったといいます。

いざという時に使えない意味無くなってしまいますので

日頃の確認というのは大切な作業になりますね。