地震保険での実際の支払い例2

昨夜、和歌山県で震度5強の地震がありましたね。
和歌山と聞いてかなり驚かれた方は多いのではないでしょうか?

でも、東日本大震災との関係も無く、また懸念されている東海地震との
関係も無さそうだという事を専門家は言っております。

専門家も言っておりましたがいつ、どこでこのような大きな地震が
あるのか、誰も分かりません。。。

昨日に引き続き、私の御客様で実際に地震保険を受け取って頂いた例を
ご案内させて頂きます。

都内のマンションの例です。
昨日と違い、建物にも被害があった例です。

場所:荒川区
被害:建物、家財
地震保険金額:建物700万円、家財500万円
地震保険料(年):建物10,850円、家財6,200円
損害認定:一部損
受取保険金額:建物35万円+家財20万円=55万円

初め、お伺いさせて頂いた時には飾っていた絵が落ちてしまい絵に傷がついて
しまったという事だけを伺っておりました。

私から色々とお話を伺いました所、実は・・・という事で色々と被害もあった
事が分かり、それであれば地震保険にもご加入されておりますし
事故受付させて頂き、もっと詳細に伺うという事になりました。

実際に確認させて頂きますと、天井埋め込み型のエアコンもあるのですが
それも地震の影響で動かなくなってしまったという事も分かりました。

また、コップや食器類もいくつか食器棚から落ちてしまい割れてしまった
ようだったのですが、既に片付けてしまっているという事でした。

御客様としては、大した金額のものではないという事で初めは特に
言われなかったようですけれども、それも地震保険での『損害』
という事になります。

他の被害も、細かな物だったようですけれども、そのようなものの
積み重ねで、今回『一部損』という認定になったようです。

ちなみに、建物部分については、7月1日にご案内させて頂きましたマンション占有部の地震保険の考え方の内容での判断のようです。

マンション管理士の方からもご質問を受けたのですけれども、マンション
占有部についての地震保険の考え方は難しい。。。という事でしたけれども
建物全体での認定という部分をご理解頂けたようで、頭の中を整理
して頂く事が出来たようです。

マンションにお住まいの方で地震保険に加入されている方で
ご自身でお住まいの建物がどのような判定になっているのか
ご確認頂いた方がいいかもしれませんね。

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