地震保険での実際の支払い例3

昨日に引き続き、私の御客様で実際に地震保険を受け取って頂いた例を
ご案内させて頂きます。

今回は、宮城県にある木造戸建てのケースです。

場所:仙台市
被害:建物
地震保険金額:1300万円
地震保険料(年):16,510円
損害認定:一部損
受取保険金額:65万円

仙台市にある物件ですので、地震直後にご連絡差し上げた時はかなり心配だった
のですけれども、幸いな事に沿岸部からもかなり離れている事によって津波の
被害も無く、また地震で倒壊という事も全く無かったという事で一安心でした。

昭和40年代の建物という事もあり、旧耐震基準の建物ではありますけれども
地盤等の関係もあったのか、ほとんど無傷だったという事でした。

ただ、やはり良く確認頂きますと細かいヒビが入っているという事もあり
事故調査を行う事になりました。

実際の調査においても、建物の主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の被害という
のも大きくなく済んだようですので、一部損という認定になりました。

仙台市という震源にも近い場所であるにも関わらず、幸運にも被害は大きく無く、
最小限の被害で済んだと言っても過言ではないのでしょうか。

修理についても、受け取って頂いたお金で充分まかなえるという事だったので
お釣りが出てしまう位だという事でした。

通常の火災での被害ですと、実費(被害が出て、それを元に戻すのにいくらかかるか)
という事が損害という事になるのですけれども、地震保険の場合は違います。

ですので、今回のケースのように、修理代の方がかからずに済んだという
ケースもあります。

もちろん、逆のケースというのもありますけれども、いずれにせよ
受け取って頂ける物はきちんとお届けするというのも、代理店である
私の役目であると思います。

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