今朝ほども大きな地震がありました。
私の住んでいる東京ではそれほど揺れはしませんでしたがそれでも
目が覚めてしまうような変な揺れを感じました。
7月20日にお伝えさせて頂きました、地震保険支払い金額についての補足ですが
あの兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)での支払い保険金額が783億円だったそうです。
地震が起きて家屋が倒れていたり、地震後の火災によって建物が焼失していってしまう様子が
ニュース映像で流されていたのを今でも鮮明に思い出されます。
被害も大きいものでしたが、あの時お支払した地震保険金額よりも今回のお支払保険金額の
方が大きくなっております。
地震保険支払い額の大きさではついで、平成13年芸予地震の169億円、福岡県西方沖
を震源とする地震の169億円、平成16年新潟県中越地震の149億円、
平成19年新潟県中越沖地震の82億円と続きます。
もちろん、この数字は地震保険の付帯率も関係しているのではないかと思いますが、
地震そのものが東日本大震災のように広範囲で起こると被害も大きくなってきてしまいます。
昨日、お客様とお話させて頂いていたのですけれども、やはり地震が起きた時は
地震そのものでは倒壊したりする事は起きにくいのですがその後の火災が起きて
しまった時は通常時であれば、ボヤで済んだものが、消火活動の遅れによって
被害も大きくなってしまう事も考えられます。
火災保険だけでは、地震が起きた後の火災は補償されません。
地震が頻繁に起きている事を考えますと、いつどのような形でもらい火してしまうかも
分からない状況ですので、今現在、被害が無い状態であれば今がご検討する時です。